いま注目されているトレーラーハウスとは?新しい生活様式をご紹介!

トレーラーハウスとは?

トレーラーハウスとは、簡単にいえば、車で牽引して移動できる住居です。海外の映画には、昔からトレーラーハウスはよく登場します。

トレーラーハウスが登場した最近の映画といえばロストワールドがありますが、アメリカだけでなくヨーロッパが舞台のミステリードラマにも、頻繁に出てきます。映画やドラマの中で、トレーラーハウスの室内が映像で映し出され、そのミニマムで身軽な生活ぶりにあこがれを抱いたことが、一度はあるのではないでしょうか。

あこがれのトレーラーハウスを手に入れ、気ままなリモート生活を手に入れてみましょう。

いまトレーラーハウスが注目される理由

最近、リモートで働ける仕事が増えている中で、様々な場所で気ままに暮らせる上、固定資産税のかからない住居の一つの形態として、トレーラーハウスが注目され始めています。

特にトレーラーハウスの運搬に関わる制度改正が行われ、日本でも一般道路での移動が可能になったことや、災害時の仮設住宅としても期待されるようになり、今後は更に広がりを見せると考えられます。

また、移動式住居の形として、ミニマムさに惹かれる風潮があるので、全てがミニマムな「タイニーハウス」のような住居や、すでにキャンピングカーとしては浸透している、車に住居空間を積み込んだ「モバイルハウス」という選択肢も視野に入れてみると良いでしょう。

流行りのトレーラーハウスを見てみよう!

トレーラーハウスは、日本でもすでに、店舗や事務所にと、様々な実例があります。実際にトレーラーハウスを自宅にした、という方の体験談が下記サイトで紹介されています。

greenz.jp

千葉県いすみ市。かわいらしいJR長者町駅に降り立ち、田んぼや森を横目に車で5分ほど進むと、視界に真っ赤なトレーラーハウス…


そしてタイニーハウスについていえば、DIYに挑戦したフェスティバルも行われています。普段みることの少ない個性的なハウスが集まってお披露目され、刺激的だったのではないでしょうか。モバイルハウスの方は、流行りの車中泊の人気車種を見ていくのがおすすめです。軽トラやバン、トラックに住居空間を積んで思い思いに組み上げるのが人気のようです。
最近では、キャンピングカーブームの影響もあり、キッチンや水洗トイレからエアコンまで搭載し、発電機まで組み込んだ仕様に発展しています。

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日本にある13戸のタイニーハウスが集合した「タイニーハウス・フェスティバル2019」をレポートします。さまざまなタイニー…

トレーラーハウスで気になるのは・・・

トレーラーハウス内装
トレーラーハウスの内装

しかしトレーラーハウスの購入を考えた時、現実にどういう場所に設置して良いのか、ライフラインはどうするのか等、気になることがたくさんあるのではないでしょうか。

固定資産税は発生するのかどうか、違法建築にならないか等、不安要素もあるはずです。

それについて分かりやすく解説しているのが、日本トレーラーハウス協会です。

日本トレーラーハウス協会のホームページには、トレーラーハウスについてのポイントが上げられています。

  1. 法的な自動車であること。
  2. 法的な自動車なので、期間が限定されている。

  3. ライフラインの接続が工具を使用しない着脱方式であること。

  4. 随時かつ任意に移動できるよう、設置場所から公道に至る通路が確保されている。

トレーラーハウスの購入を考えるにおいて、以上のようなポイントに留意する必要があるでしょう。

一般社団法人 日本トレーラーハウス協会

トレーラーハウスに関連した法律である道路運送車両法・建築基準法を遵守しながら、トレーラーハウスの特性を生かした新しい用途…

あこがれのトレーラーハウスを持つ!

トレーラーハウスを持つためのポイントを確認したら、どのくらいの予算で購入できるのか、どこで販売されているのか等、知りたいことはたくさんあるはずです。

では、どのくらいの予算が必要なのでしょうか。

タイ二ーハウス規模の小さめで300万くらいからあり、トレーラーハウスというと800万から1000万程度くらいのようです。

また、中古が出るのを待てば、実例の方のように安価で手に入れることも可能でしょう。

ただし、トレーラーハウスに住むには、着脱可能なライフラインの設置費用や、止めて置くことが法的に許される土地探しとその費用、その場所に牽引していく許可と費用など、トレーラーハウスの購入費用以外の経費を、見積もっておかなくてはなりません。

それでも住みたい場所に住居を作ることができ、長期の住宅ローンを背負わなくても済むのであれば、あこがれのトレーラーハウスを持つのはチャレンジしてみる価値があるのではないでしょうか。