Illustratorのアートボードの周りにある赤いガイドの線。あの線は印刷物のデザインをする時に必要となるもので、「裁ち落とし」や「塗りたし」と呼ばれているものです。
印刷物を裁断する際は、アートボードより大きい紙に印刷し、トンボに沿ってアートボードの中の部分を残して切り落とします。
その際にアートボードのギリギリまでしか色が塗られていないと、切り落とした時に白い隙間などが生まれてしまうことから、Illustrator上で赤い線まで塗って下さいねという意味でガイドが引いてあるんです。
ですが、Webデザイナーにとってはデザインが見づらくなったり、隣同士のアートボードの距離を離さなければならなくなったりと邪魔なだけなので消してしまいましょう!
目次
アートボードの周りにある赤い線(裁ち落とし)を消す方法
1. メニューバーから「ドキュメント設定」を開こう。
裁ち落としの設定はメニューバーの「ファイル」→「ドキュメント設定」から変更できますので、まずはこちらを開きましょう!
2. 裁ち落としの数値を0にしよう。
ドキュメント設定が開いたら裁ち落としの数値を全て0にしましょう。0にしたら、OKをクリックすればガイド線は消えます。
新規ドキュメントの時点で「Web」や「モバイル」を選択してもOK!
印刷のデザインもWebデザインも作るし、毎度表示したり非表示にしたりは面倒くさいなぁと思っている方は、ファイルを作る際に適したプロファイルを選択する癖をつけておきましょう!
「新規ドキュメント」→「プロファイル」で「プリント」選択しなければ、赤いガイドラインは表示されません。
リンク